こんにちは、KAIです。
今回は少し趣向を変えて「KAI流の本の読み方」について書いてみます。
最後にまとめを記載しますので、時間ないお方はそちらまでスルーでOKです。
本を読む前にすることは?
例えばデールカーネギーの名著「人を動かす」というこの本を読む時。
「300ページoverだし気合い入れて読むぞ!」とか
「量多いし堅そうだし読み終えるの大変そうだなあ」とかはKAIは別に思いません。
そもそも“読み終えること”を目的にしてないからです。
みなさんにとっても本を購入する基本的に目的は1つだと思います
「何かを知りたいから」ですよね。
※中には著者のファンだから布教のために買う人もいるかもですが・・・
だから読み始める前に「何を知りたくてこの本を買ったのか?」をちゃんともう1回考えます。
これをしないと「あー大変だったけど読み終わったー!」と達成感に満ち溢れるだけで、
「で、何の知識を得たんだっけ?」となってしまいますからね。
”読み終わった”の定義が変わる
まず買った目的を考えます。
今回の例なら答えは単純に「人の動かし方を知りたいから」ですね。
これは言い換えると「人を動かせていないと感じている」ということになります。
だから続けて「それはどんな時なんだろう?」と考えます。
例えば「協働相手にやって欲しいことを伝えたのに、やってもらえてない時がある(★)」
という状況が浮かびました。 ここまで来てはじめて本の目次を見ます。
そして、さっきの★を解決出来そうだなと思うところを探します。
今回のケースだとKAI的には「議論をさける」「誤りを指摘しない」というテーマが自分に刺さったので、そのページに目次から飛びます(他のページは読みません)
「なるほど、そうすれば人を動かせるのか!今度やってみよう!」となれたら、
最初の「何を知りたくて買ったのか?」まで戻って別の目的・状況を考えます。
そしてまた目次だけを見て目的に合致する項目を選んでそのページに飛びます。
これを何度か繰り返したら、飛び飛びで読んでいる状況ではありますが、当初の目的は達成されているので気にせず、読了したことにしてまた新しい本を読みます。
もしかしたら「これじゃあ”読み終わっていない”じゃん!もったいない!」と感じる方もいるかもしれませんが、個人的には「買った目的を果たしているのにいたずらに読み続ける方が時間がもったいない」という感覚なので、この状態で”読み終わった”と言っています。
※内容によっては改めて最初から最後まで読み通すこともありますが、
基本的には本をcover to coverで全部読むことはあまりないです。
目次を見てビビッと来なかったところは“今の自分には必要のないこと”だと割り切って、
「読まなくていい」と決めてしまっています。
※なお余談ですが小さな頃に姉から名探偵コナンを借りて読んだ時、
①まず誰が犯人かを確認
②はじめに戻りどう言い逃れているのかを楽しむ
という読み方をしたら姉から「何その読み方キモい」と言われました笑
まとめ -目的思考の読書法-
★まとめ -目的思考の読書法-★
(0) “全部通して読むこと”を目的にしない。興味ないところは飛ばしてOKという意識を持つ
(1) 読み始める前に「何を知りたくて買ったのか?何に惹かれて買ったのか?」を考える
(2) その答えとなりそうな箇所・ビビッと来る箇所を目次から探してそこだけ読む
(3) 目的が達成されたならその時点で”読み終わった”としてもOK!
本を読むことに「億劫さ」「面倒臭さ」を感じるお方は、ぜひ試してみてくださいませ。
以上、KAIでした。
コメント